目指せ ES攻略!
今回は、就活において第一関門となるESの攻略方法をご紹介します。
自己分析をする
まず、書類選考で通るESを作るために、必要不可欠なのが自己分析です。
自己分析と聞くと、どのような事を思い浮かべるでしょうか。
中には、「自分のことは自分が一番わかってるからやる必要はない」と考えている人もいると思います。
実際に私自身もそうだと思っていました(笑)
確かに、自己分析をしなくても魅力的なESを書くことは可能です。
では、なぜ就活において自己分析が重要とされているのでしょうか。
それは、
面接で矛盾のない説得力のある回答をできるようにするため
です。
就活では、ESが通れば内定という訳ではありません。
その後には、面接が待っています。面接では、突拍子もないことや、予想外の質問が飛んでくるでしょう。
そんな質問にスマートに対応できますか?なかなか難しいですよね(笑)
そこで自己分析をすることで首尾一貫した回答をできるようにするのです。
つまり、
自己分析は、面接を見据えたES作成において必要不可欠
なのです。
自己分析のやり方は様々ありますが、個人的には2ステップで大丈夫だと思っています。
- 自分の過去のエピソードを洗い出す(中学くらいからやりましょう!!)
- なぜ、その経験をしようとしたのか、そこから何を学んだのか
これらをノートにしっかり記入しましょう。ノートに書くことで、面接前などに確認することが出来て、便利です。
文章を作る
自己分析を行なったら、次にやることは文章構成を考えることです。文章を作る上で大切なことは2点あります。
- 起承転結を作る
- 具体的な数字を用いる
まずは、起承転結を作ることが大切です。
具体例としてガクチカ(学生時代力を入れたこと)を例に出します。
ガクチカでは、下記のような文章構成を意識しましょう。
- 私は〜〜に力を入れました。
- そこで〜〜を学びました。or身に付けました。
- 当初は〜という課題がありました。
- そこで課題解決のために〜に取り組みました。
- その結果〜〜となりました。
この時、
3と4は詳しく書くこと、そして5は数字を用いて以前との比較をすること
を意識しましょう。
上記の例はあくまでガクチカになりますが、自己PRなども同じように起承転結に気を付けましょう。
もう1つ大切なことが具体的な数値を示すことです。
例えば、
「学生時代、ボランティアサークルのリーダーとして寄付金を募りました」
という文章では不十分です。
そこで、
「学生時代、50人が所属するボランティアサークルのリーダーとして3ヶ月で10万円の寄付金を募りました」
といったように、数値を加えることで相手に想像しやすくさせることが大切です。
文章を整える
次にやるべきことは提出するために文章を整えることです。
文章を作る段階ではできるだけ長い文章(1000文字ぐらい)を作りましょう。
そして、それを企業の求める文字数に合わせて提出します。
では、文章の削り方を考えましょう。
文章の削り方はとても簡単です。
面接で聞かれたいこと、自分が詳しく話ができるところを削る!
なぜ?と思う人も多いと思いますが。。。
これは至ってシンプルな理由があります。
面接官は、たくさんの就活生の面接を行なっています。当然、似たような文章の構成を何度も読んでいるのです。そんな中で、「具体的な取り組み」や、「なぜそれを行ったのか」をあえて削ると、そこに目がいき、気になるものです。結果的に面接でそこを聞かれやすくなります。これに対して、全てを浅くまとめると、面接官も何を質問したらよいのか分からなくなり、突拍子もない質問が来やすくなります。
つまり、あえて自信のある部分を意図的に消すことで、書類選考の後の面接でも有利に進めることができる
ということです。
ESが完成したら
上記のステップを踏んで、ESができても、それで終わりではありません。
自分が、上手くできているように感じていても、客観的に見ると非常に分かりづらかったりします。
そこで、
オファーサイトを活用して、実際の人事の人にどういった反応を貰えるのか見てみましょう!
個人的におすすめするオファーサイトが
ベネッセのオファーサービス dodaキャンパス
です。
このサービスでは、学生がプロフィールを入力することで、 企業の採用担当者から早期インターンや特別な採用オファーが届きます。
実際 21〜24卒の登録学生は320,000人を突破しており、 登録企業数も6,200社を超え、大手企業から業界をけん引する優良企業まで、 多くの企業が利用しています。
また、オファーサイトの中には、人事側からまとめて学生にオファーを出せるものがあります。そういったサイトでは、企業側はあまり興味がなくても、とりあえず送ってみることが出来てしまいます。
しかし、dodaキャンパスでは、オファーは一通ずつしか送信できないため、人事の方からどんなところに魅力を感じてオファーを出したのか教えて貰えます。また、自分に合った会社に出会いやすいです。
是非活用してみましょう。
最後に
ESは、試行錯誤することでより良いものになっていきます。
1度出来上がっても満足することなく、面接やオファーサイトの人事の反応などを参考にしながら、改善していきましょう。
そうすることで、より完成度の高いものに仕上がります。